心に残る漫画はセリフや言い回しが秀逸だと思う

以前、下記のような記事を書いて、漫画におけるセリフが重要というようなことを述べました。
ジャンプにて連載中のブラッククローバーについて(主人公のセリフ回しが気になる)
この記事では主人公についてしか述べませんでしたが、漫画にはセリフは切っても切れない関係にあるかと思います。(当然っちゃ当然ですが)
よくネット上で「漫画で絵とストーリーどっちが大事?」みたいな議論ってよくされるかと思うんですが、主人公や他のキャラクターのセリフに焦点が当たることってなかなかないですよね。
しかし、私の中で心底いいと思う漫画を思い返してみると、どの漫画もいいセリフを喋る漫画だったので、やはりセリフって重要だなと思ったわけです。




では、セリフが秀逸な漫画の具体例なのですが、例えば
「ジョジョの奇妙な冒険」
「寄生獣」
「HUNTER×HUNTER」
です。※一例です。ほんとはもっとありますよ。

「ジョジョの奇妙な冒険」
jjo
この漫画のセリフの秀逸さに関しては、今更私が述べるまでもないかと思います。名言とググれば沢山出てきますし、一般的に知られているセリフも多くあるでしょう。(ジョジョの普及の仕方がもう既に一般的な状態と言えるかもしれませんが)
今ちょっと探してみて、下記のサイトがいい抜粋をしているなと思ったのでご紹介します。
【 ジョジョの奇妙な冒険 名セリフBEST50&番外編20! 】
50も印象的なセリフを出せる漫画はそうそうないでしょう。

「寄生獣」
kiseiju
昔の漫画ながら近年映画化したあたりに、この作品の根強い人気を感じます。絵柄だけを取ってみると、この漫画よりいい漫画は沢山あるかと思いますが、じゃあこの漫画より面白い漫画があるかと言われるとどうでしょうか?この漫画を特徴づけているのはもちろん設定が大部分かとは思いますが、ミギーの独特なセリフも外せない要素だと私は思います。特に、悪魔に関してのセリフは有名だと思いますし、これを超えるものは今後なかなか出ない気がします。

「HUNTER×HUNTER」
hunter
連載期間と休載期間が拮抗しているこの漫画ですが(笑)、漫画全体に流れる独特な静けさと乾き具合も、やはりセリフによるものが大きいでしょう。蟻編のラストなんかは漫画にとってセリフがいかに重要かを物語っています。中学生の時、この漫画は週刊連載にネームのような状態?で出していましたが、私は全く抵抗なく読めました。絵がそれほど重要ではないと分かった瞬間です。個人的には主人公よりもその他のキャラクターの方が魅力的なセリフを言っているような気がしますね。あまり話題に上がりませんが私は陰獣の「餅は餅屋」ってセリフが好きです。このことわざを使った漫画はまだ読んだことがありませんね。またこの漫画はセリフもそうですが、それ以上にナレーションとか解説が非常に優れている気がします。念の解説とか蟻編とか解説ナレーションがとても印象的ですね。
ネームでもいいので、毎週連載してほしい!富樫先生お願いします!!

・ワンピースが心底好きになれない理由
色々書いてて、思う事があったのでここに書きます。言っておきますが私はワンピース好きです。ロビンが仲間になるあたりまで単行本も集めてましたし、トフラミンゴを倒すまではタイムリーに読んでいました。「ワンピースはアラバスタまで」とか「ワンピースは5人の時が一番面白かった」とか全く思いませんし、面白さはむしろ一貫して安定しているのではと思います。しかし、上で挙げた漫画に比べていまいち魅力に欠けるのはセリフの問題が大きいのではと思います。特にドフラミンゴ戦では登場人物が多すぎて一人一人のセリフの重みがなく、全体として薄っぺらい印象を受けました。近年ワンピースに批判が多いのもこの辺が原因の一部ではないでしょうか?
ちなみに私がワンピースで一番の名シーンだと思っているのはDr.ヒルルクのシーンです。このシーン、ドフラミンゴ戦のように登場人物たくさんいなくて本当によかったですね。笑
one

【今の時代に売れる漫画は、絵が見やすいか多刺激な漫画】
ここからは更に個人的主観になりますが、昨今の漫画事情は、スマートフォンのようなモバイル端末が普及したことで、個人はコンテンツからの刺激を常に浴び続ける状態となっています。コンテンツ供給者側は、他社に他人に負けない様にコンテンツをどんどん供給します。その結果、娯楽がどんどん刹那的になっていき、漫画もその影響を受けていると言わざるを得ません。「読む」と「見る」はどちらが時間がかからないかと言われると、勿論「見る」方ですよね。従って、これからの売れる漫画は、「読む」漫画よりも「見る」漫画になるのではと考えられます。
また、人は常に新しい刺激に飢えた状態となっており、昔のように同じ漫画を何度も読み返すというようなこともしなくなるのではと思います。そういう意味で言うと、ワンピースのドフラミンゴ戦はこれからの漫画の行く末を象徴しているのかも知れません。
絵はもちろんうまいに越したことはないですし、色んな展開があったほうが面白いかとは思いますが、個人的には読むほうが好きなのでセリフや言い回しがいい意味で特徴的、そしてキャラに重みのある漫画が今後も出てくることを期待します。

なんか真面目に書きすぎたな、、、、笑

ではまた♪



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