【レビュー22】福本伸行作、「天 天和通りの快男児」を読んで -感想と名言抜粋-

さて、久しぶりのレビューになります。
タイトルの通り、天を読み終えました。

天 天和通りの快男児
「理」によって麻雀を打っていた井川ひろゆきが、「理」以外のもので打つ天貴史と出会うことから物語は始まる。
当初麻雀人情ものとして連載がスタートしたが、徐々に麻雀勝負ものへと移行した。この作品により福本伸行は従来の人情物作家から脱皮し新境地を開拓した。このため作者の漫画家としての成長過程をたどることができる作品ともなっている。Wikipediaより抜粋
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この話なのですが全18巻ありまして、概要の通り麻雀+ヒューマンストーリーものから徐々に本格麻雀勝負ものへと移行するという形になっています。1巻と18巻では絵柄そのものがかなり違ってまして、恐らくこの漫画で福本先生は現在の絵柄と作風を確立したものと思われます。(あの有名なザワザワってのもこの漫画が初かな!!)
1巻の絵
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18巻の絵
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お分かり頂けただろうか?かろうじて髪型が同じなので認識可能であるがもはや別人である。笑
(ギャンブルものの絵柄としてかなり緊張感あふれる絵柄になっているのではないでしょうか?)

マンガンの内容ですが、個人的には福本先生の作品の中では二番目によかったです。(一番は銀と金)
まあこの漫画の9割が麻雀なので麻雀を知っているか否かによって面白さはかなり変わるかと思いますが、私は麻雀を知ってるとは言っても点数計算は出来ないし、役も微妙に知らないしって状態です。でもスリル満点で楽しむことが出来ました!
福本先生の作品によくあるのるかそるかというような緊張感ある場面が数多くあり、非常に読みごたえがあったかと思います!

さてさて、福本先生の作品はその独特のセリフ回しに定評がありますがネット上を見てみるとカイジのセリフがよく知られているようですね。映画化にもなったし利根川や班長のセリフは有名ですよね。世間ではカイジがあまりにも有名なため、他の作品はあまり知られてない様に思います。
しかし、思うにカイジに劣らず、天にも心打たれるセリフが多数ありましたのでその一部を紹介したいと思います!
(名言と名場面を混同しているような恥ずかしくて目も当てられない記事がネット上には溢れ返ってますが、そうならないように名言だけを書くようにします。)

【1巻第7話 悪戦苦闘にて】
天「だが、ギャンブルは逆だっ!希望によって全てを失う!!」
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漫画において、希望って言葉は大抵前向きな言葉として描かれがちですが、現実に照らし合わせるとそうでもないですよね。そういう面を描いた世間一般では少数派、福本作品では通常?!な感じの言葉です。

【3巻第27話 東西対決にて】
沢田「人は..強者が..好きなのだ…強者に従う」
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日本の関東関西における麻雀の代打ち比率を変えようと、西側が対戦を申し込み、その西の真の狙いを話す沢田。大衆心理の核をついています。

【第8巻72話 飛龍地斬にて】
ナレーション「飛龍地斬 四暗刻」
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すいません、ここだけ名場面の紹介です。この場面の良さは読まないと分からないのですが、かなりしびれました!!だから読んでね笑

、、ちょっと長くなってしまったので次回記事に続きます!!

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